2005-01-25 第162回国会 参議院 本会議 第2号
元々、日本の大陸侵略と乱暴な行為は日本側に原因があり、足を踏まれた側はそのことを忘れないでしょう。日本の国際社会への復帰と今の日中関係は、中国を含む国際社会の多くの人々のこのような具体的な善意と協力があったからこそでき上がったのです。 小泉さん、あなたがA級戦犯として処刑された軍部指導者が合祀されている施設に参拝することを中国の人々が嫌うのは当たり前だと思いませんか。
元々、日本の大陸侵略と乱暴な行為は日本側に原因があり、足を踏まれた側はそのことを忘れないでしょう。日本の国際社会への復帰と今の日中関係は、中国を含む国際社会の多くの人々のこのような具体的な善意と協力があったからこそでき上がったのです。 小泉さん、あなたがA級戦犯として処刑された軍部指導者が合祀されている施設に参拝することを中国の人々が嫌うのは当たり前だと思いませんか。
こうして反対勢力を封じ込めておいて、昭和初期から軍国主義の大陸侵略が急速に活発化します。 一九三一年、柳条湖事件以後の大陸侵略は周知のことですからあえて述べません。 対米英戦以後はアジア民族解放戦争だったと言う人がいますが、四三年の御前会議決定は、マライ、ジャワ、スマトラ、ボルネオ、セレベスを帝国領土として決定しています。
一方、当時わが国の軍部が、満州は日本の生命線であると強調して、大陸侵略への軍備を着々と進め、ついに悲惨な戦争の時代に入ったのに対し、いま、総理は、シーレーン防衛が日本の生命線であるがごとく、また、仮想敵国を設けて、わが国土を不沈空母と形容する発言をされました。
その指導の基準、教科書検定の基準、この中に進出ということを考えさせると、これは「大陸侵略」とはないのですよね。これは用語の問題ですか。その中にはもう、大陸侵略ではなくて進出という立場で考えさせるという思想が入っているのですよ。このことは幾ら抗弁したって、指導要領というものは教科雷の用語を指導しているものじゃないというようなことで逃れることができますか。
それからチェックの許容度、大陸「侵略」を「進出」とこう書くべきだ、「米軍基地」を「施設」と書くべきだという、このことに対してのチェックの度合い、賛成が二二で反対が四六になっている。
ただ現在の状況では均衡による平和という段階であって、均衡による平和から確信ある平和に移そうとしている段階でありますから、そこに中立、非武装でよいという考え方と、いざという場合にはこれが対抗できるという抑止力を整備しておく方が賢明であるという二つの分かれがあるわけでありまして、安保条約が締結された当時はやや性格が違うものであって、大陸侵略等の意図がなきにしもあらずであったわけでありますが、いまは全くアジア
しかし、その後の明治政府は、初期の自由民権運動を弾圧し、富国強兵のもとに、市民の自由を臣民の義務に切りかえ、日清、日露を通じて大陸侵略政策に踏み込みました。そして、民主主義を抹殺した事実は銘記しなければなりません。
金志雄一族は日本大陸侵略に大きな功労のあったことを高く評価して一部日本人が彼らを庇護している心境は知らないわけではないが、過去の事実に照らしてあやまっていることはいうまでもない。日本にかかるものがおるということにわれわれは民族的義憤を感ぜざるを得ない」云々と、韓国系の人たちがこういうアピールを出しているのです。
もし、かりに、あなた方が半世紀にわたるこの大陸侵略と植民統治の歴史的罪悪を真に反省したなら、私は、今度のような条約はつくらなかっただろうと思います。われわれは、この条約を粉砕してこそ、真に日本と朝鮮民族との友好親善が始まるという確信を持っているのでございまするが、佐藤総理は、このような私どもの強い確信に対して、一体どういう考えを持たれるか、この機会に率直に意見を披瀝していただきたい。
さらにあせって、この韓国を大陸包囲作戦、大陸侵略作戦のアメリカ帝国主義の基本の足場にしよう、こういう形で日本にこの日韓会談を促進せしめている、あなた方はアメリカの手先になってそれに踊っていると私どもは考えているのであります。いかがでございますか。この点はひとつ外務大臣のお答えをまず願いたいと思います。
大逆事件以後、日本に何が起こったかといえば、言論出版の自由の弾圧、教育の反動化、日韓合併、大陸侵略、そうして太平洋戦争の破滅を迎えたわけでございまして、大逆事件の被告の人たちは先覚者、その犠牲者である。先覚者の悲劇であったと申し上げたい。
大陸侵略の兵站基地として四十年間も支配しておいて、今になっては恩恵を施したといい、サンフランシスコ条約では在韓財産権を放棄しておきながら、いざとなると、それを持ち出しておるからであります。日韓会談に関する限り、両国民の理解と親善は促進されるかわりに、全くその逆であったということがいえるかと思います。
アメリカは、終戦後、新中国の成立によりまして大陸侵略政策が挫折いたしました。この政策の破綻を補うために、単独占領によるところの占領政策を通じまして、日本の軍事化、軍事基地化を図つて参つたのであります。
自由主義国がその防衛態勢を強固にする、お互いに助相け合つて自由諸国が防衛を完全にするというのが目的でありまして日本を従属関係に置くとか、或いは大陸侵略の機会にするとかいうような考えは毛頭ないのであります。大山君のお話はこれは多くは妄断であると私は考えざるを得ないのであります。
この日華條約の意義は、曾つて近衛総理が蒔政権を相手にしないと声明し、傀儡注政権を以て正統政府であると強要いたしました、あの中国への大陸侵略の第一歩、この近衛、東條の道の戦後の新らしい歩みであるということは明瞭であります。このようにして吉田政府は、アメリカ政府に励まされ、おどされ、アジア侵略の下請をする決意を持つて、これによつて反動的支配をアジア及び日本の人民の上に再建しようとしております。
大陸侵略を目標として作つた軍隊ではなかつたのであります。ただそれが鎮台が大きくなつてだんだん整備しまするというと、よし一戰やつてやろうかというところに非常な危險が出た。ぐずぐず言うなと腕をまくるところに軍隊の持つ危險性があるのであつて、軍隊そのものの本来の目的は私は国の安全の維持以外に何ものもないと思うのです。侵略を予想する軍隊などは現代にあり得るはずはないと思う。
田中内閣のときから露骨となつた、無謀なる大陸侵略のさんたんたる末路は、すなわち現在のわれわれが、みずから身をもつて痛切に体験しつつあるところであります。私は、今日再び歴史の一大転機に立ちまして勤労大衆の生活を守り、その基本的人権を擁護せんがために、当時と同じ警告をば、田中内閣の外務次官たりし吉田総理に発ぜざるを得ないことは、日本のためにまことに悲しむべきことであろうと思うのであります。
日清日露の戦争に日本の尻押しをして、団匪事件より第一次大戦にかけていつも日本の大陸侵略を援助して来た。シベリア出兵に至つて、日米帝国主義は相協力してソヴイエトに侵入している。
しかし、その独立は傀儡政権の樹立であり、完全なる植民地化と、大陸侵略の足場であつた。そのために満州国の人民のなめた悲惨と苦悩がいかなるものであつたかは、吉田外務大臣は知らぬはずはあるまい。(拍手)しかるに吉田外務大臣は、日本の人民に、かつての満州の人民の運命を押しつけようとしておるのである。日本の国民は、断じてこのような取引を許すことはできない。